「もう職場に戻れる気がしない」「また同じことになったらどうしよう」——休職中の方から、こうした言葉をよく聞きます。復職への不安は当然のことです。でも、その不安を「準備」で少し小さくすることはできます。
この記事では、復職支援プログラム「リワーク」について、その内容と活用法をわかりやすく解説します。
目次
復職が怖くなるのはなぜか
休職の原因となった出来事・人間関係・環境が変わっていないことへの恐怖、「また倒れるかもしれない」という不安、そして「休んでいたことへの罪悪感」——この3つが複雑に絡み合うことで、復職が遠く感じられます。
私が精神科やリワーク施設での臨床経験から感じることは、「準備なしの復職」が再燃のリスクを高めるということです。焦りや周囲からのプレッシャーで早期復職をしても、3〜6ヶ月以内に再休職するケースは珍しくありません。
リワークとは何か
リワーク(Return to Work)とは、休職中の方が職場に戻るための準備をする、専門的なリハビリプログラムです。医療機関・EAP機関・就労移行支援事業所などで提供されています。
主な内容は、生活リズムの立て直し、集中力・持続力のトレーニング、グループワークや認知行動療法を通じた対処スキルの習得などです。「職場に行く練習」を安全な環境でできる場所、と考えるとわかりやすいかもしれません。
復職前に自分でできる準備
リワーク施設に通えない場合でも、以下の準備が復職への自信につながります。
- 毎日同じ時間に起きて、外出する習慣をつける(生活リズムの正常化)
- 1〜2時間、集中して何か(読書・勉強など)に取り組む時間を作る
- 主治医・カウンセラーと「再発予防策」を一緒に考えておく
- 職場との復職面談で「何が変わったのか」を具体的に伝えられるよう整理する
まとめ
復職は「元通りに戻る」ことではなく、「より良い形で戻る」ことです。焦らず、段階的に準備を進めてください。一人で抱え込まず、専門家の力も借りながら、自分のペースで進んでいいのです。
もし一人で抱えていることがあれば、カウンセリングで一緒に整理しませんか。初回30分は無料です。
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